■ この時期になると暗記をがんばりなさい、と子どもたちにはいいます。今まであまり覚えていなくとも、ここから覚えればあまり忘れなくて済む。最後、入試まで持てばその後は忘れてもいい。知識で1点余分に取れれば、その積み重ねが合格点になる、とはっぱをかけます。
■ しかし、ただ覚えればいいというのでは本当はない。覚えた知識は問題を解くときに使えなければ意味がないのです。例えばよくある問題に、歴史の事件を4つあげ、それを古い順に並べる、というのがあります。ただ、結構細かいことだと、暗記テキストに載っていない場合もある。4つのうち3つはわかるが、あと1つが明確ではない。
■ でも3つ知っていれば、わからないものをあと1つどこかに入れればよい、ということになるわけで、その3つの事件から考えて、このあたり、みたいなことが思い浮かぶかもしれません。そして、そういう応用力というのは、本当は入試で一番必要なことになる。
■ なので、この時期ただ詰め込む、だけではなくて、やはり問題演習が並行して行われなければいけないのです。どちらも大事。だから、均等に時間をとってやらないといけないでしょう。もちろん、まだ知識が十分でないうちは、使えるものがないのだから、がんばって覚える必要があります。ただ、そこそこ覚えてきたな、と思ったら、やはり問題をやらないといけない。暗記テキスト通りに問題が出るわけではありませんから。
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中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
思いつかないことだってある
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志木高
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