ヤマを張る先生

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押し迫ってくると、割とヤマを張る先生がいます。

特に学校別の指導をする先生はこの傾向が強くなる。これまでの出題傾向を考えると、なんとなくこれが出そうだ、この辺りが狙われているかもしれない、と思うのはやはり、一人でも多くの生徒を入れたい、と思うからでしょう。

しかし、このヤマは当然外れることがある。当たるときもあるが、当たらないときの方がやはり多いのです。その場合「当たる」のを前提としてやってきた勉強は残念ながらプラスには転じない。

なので、あまりそういうヤマや情報に左右されないことです。

割とOBの間にこういう「事前情報」が走ることが多い。そういえば、あの先生はこういうことが好きだった、とかみんな思い出すのかもしれない。

しかしそれもまたなかなか当たらない。さも当たりそうな話に聞こえるから始末が悪いが、そんな大事なことがそう簡単に漏れるわけもないし。また、先生の毎年問題を作っているわけだから昔の嗜好はないかもしれない。

ということで、ある程度何が出ても大丈夫、というような気持ちでいることです。これが出ないとまずい、などと決して思ってはいけません。

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