速さとグラフの問題

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2014年学習院中等科の問題です。


 3つのグループがP地を同時に9時に出発し、1台の車を利用しながらQ地まで行きました。
 第1グループはP地から途中のA地まで車に乗り、そこから歩いてQ地まで行きました。第2グループはP地からB地まで歩き、そこでA地から戻ってきた車にC地まで乗り、そこから再び歩いてQ地まで行きました。第3グループはP地からD地まで歩き、そこでC地から戻ってきた車にQ地まで乗って行きました。
 その結果、3つのグループは同時にQ地に着きました。
 下のグラフはそのときのようすを表しています。
 このとき、次の問いに答えなさい。ただし、3つのグループが歩く速さと車の速さはいつも一定で、車を乗り降りする時間はかからないものとします。
(1)Q地に着いた時刻を求めなさい。
(2)グループが時速6kmで歩いたとき、車の速さを求めなさい。
(3)(2)のとき、P地からQ地までの距離を求めなさい。


(1)車の速さと歩く速さは一定です。
どのグループも1区間を車で移動し、2区間は歩いています。
人が1時間歩いている間に車は戻ってこなければならないので、その時間も1時間で一定になります。
車で移動している時間は34分、歩いている時間は1区間が1時間ですから、2時間34分になります。
9時に出発しましたから11時34分に着きます。
(答え)午前11時34分

(2)34分×2=68分ですから、車がPからBまでにかかる時間は68-60=8分です。
車が8分で移動する距離を歩くと1時間かかっているので、速さの比は車:人=60:8=15:2
人の時速が6kmなので6÷2×15=45kmです。
(答え)45km

(3)車で34分、歩いて2時間ですから、45×$$\frac{34}{60}$$+6×2=25.5+12=37.5km
(答え)37.5km

「映像教材、これでわかる比と速さ」(田中貴)

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