第12回 自分を変える

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受験勉強をしていると、「ああ、もっと点数が取れればいいのになあ」とか「もっと頭がよければいいのになあ」と思うことがあるかもしれません。勉強すればできるようになると先生に言われても、実際にすぐ覚える友達がいるのに、自分はなかなか覚えられないなんて経験はありませんか?
 でもその差を埋めることができるのは、やはり自分しかないのです。先生は教えることができても、みなさんを変えることはできません。お父さん、お母さんもいろいろなアドバイスをしてくれると思いますが、やはりそのアドバイスをみなさんが実行しなければ、みなさんが変わることはないでしょう。自分を変えよう、成長しようというのは自分自身がそう思うからできることです。算数ができるようになりたいと思うのも、勉強するのも自分。逆にさぼってしまうのも、自分なのです。
ということは、自分を変えるために、自分を成長させるために、まずみなさんが強くそうしようと思い、実際に行動を起こさなければいけません。例えばすぐ覚えられなくたって、入学試験までに覚えられていればいいわけですから、覚えられるまでやればいいと思い、そう実行すればいいのです。つまり自分を変えようという努力をすればいいのです。自分を変えることができるのは、自分だけです。みなさんがこうなりたいとまず強く思うこと、これが第一歩です。まず具体的なイメージを描いてみてください。

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