■ 自信をつける、というのはこの時期大事なことではあるものの、なかなかそう簡単につくものではありません。「僕はぜったい合格する」みたいなことを言っている子は、不安だから口にするだけの話。本当に自信のある子、というのはそう多くはありません。みんな、それなりに不安なもの。
■ ただ、やはり自信を持って入試には臨みたい。自分の力を最大限発揮できたらそれはひとつの目標達成ではあるので、残りの期間で少しでも自信を培っていきたいと思うのです。
■ 自信は、「~ができた」ということから生まれます。いろいろできるようになった、と感じられるから自信がつくわけで、したがって、できることを確認していく作業というのは実は大事なことなのです。
■ しかし、現実は違います。できないことを見つける。あれをやっていない、これをやっていない。当然、それができていないから、やらないといけないわけだが、あまりにそれに眼が向きすぎると、「あれもできない。」「これもできない。」という感覚が身に付いて、子どもに自信は生まれません。
■ なので、小さな目標をいくつか作って、それを達成することで「自信を培う」ようにしていくと良いのです。
■ 例えば計算練習でも、目標の作り方はいろいろある。例えば毎日3問ずつやって、10日連続でミスなく解くとか。知識もここまでのページを8割覚えるとか。
■ すべて完璧というわけにはいかないので、多少の手加減は必要です。ただ、クリアしていけばいくほど、子どもたちの自信はつくので、目標を小分けにしてどんどんクリアしていけるようにしてください。
受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
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11月9日の問題