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ここのところ、上位校を中心に社会の1題問題を出すところが増えてきています。
1題問題というのは、大問が1題しかない。
とはいえ、この1問のボリュームがなかなか。長い文章、統計資料、地図、古い文献などまあ、多種多彩に資料が用意されていて、ひとつのテーマを掘り下げていく。知識が必要か必要でないかは、それぞれの学校のスタンスにより違いがありますが、共通して必要な能力はとにかくこれらの資料を読み解く力。
これはただ、知識を暗記する、というような過程で身につくものではありません。
この種の問題を出題する学校をリストアップした上で、それらの学校の過去問をそろえ、練習していく必要がある。自分が受ける学校はもとより、類似する問題を練習していって、とにかくじっくり考え、自分の答えをまとめ上げる必要があります。
こういう問題は、元から知識をただ答える、という社会の勉強方法に疑問を呈しているところがあって、小学生は小学生なりに自分の考えをまとめられるはずだから、その力を問いたいということが明確なのです。
で、問題はこういう力は、ただ知識を覚えるということでは身につかない。むしろいろいろな本を読む、あるいは文章をまとめるということに拠るところが大きいわけで、そういうことを考えず、ただ塾の言う通りの勉強を続けていると、大分遠回りをしてしまうことになりかねない。
5年生の秋にはもう第一志望をある程度絞り込んで、親の方はその入試傾向を見据えながら、残り1年半ぐらいの勉強のプランをイメージしていかないと、なかなかこういう問題に対処できる力はつかないのです。
早めの準備、というのはむしろこういうところが大事であって、子どもが3年生から塾に通う、ということではありません。
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