お父さん、お母さんが学習計画を立てて、子どもたちの勉強の進行を管理されている場合が増えています。
今日は、これとこれをやる、というようなスケジュールを決めて、お父さん、お母さんが帰宅後にそれを確認する、みたいな進め方をされていると思うのです。これはこれで良いのですが、しかし、子どもが今、全体として何をしないといけないのか、ということをしっかり把握していない場合が多いのです。
やれと言われたことをやる、では本当の意味での自主性が生まれません。
さらに言えば、またやることが増えるのではないか、勉強が終わらないのではないか、という漠然とした不安感が出てくる場合もあるでしょう。
実際に早く終ったら、「じゃ、次は…」ということになると、本当に泥沼に足をつっこんだような感じになるものです。
私は計画を立てる時に、まず全体像を必ず把握させるべきだと思っています。
つまり、これが終われば受験準備としては終わりなのだ、ということを明確にするのです。
もちろん、成績によっていろいろ変わることはあるでしょう。例えば歴史の年号がちゃんと覚えられていない、浮力がわかっていない、そういうときはオプションとしてさらに加わることがあるでしょうが、それも全体像としてしっかり見せる必要がある。
すべての勉強を一覧にして書き出しておくと良いでしょう。
そうすることで、子ども自身が今日はこれをやって、それが終われば今日はもう本を読んでもいいとか、テレビが見れる、とかそういう気持ちを持てます。そうなればストレスを軽減できるわけで、やることが終わらない、みたいな気持ちにはさせないようにしてください。
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