学校選びの段階で、合格ぎりぎり、という学校を受けるべきなのかどうか、聞かれることがありました。
「たとえ入ったとしてもついていけないのでは」
「後ろからついていくよりは、上位にいられる学校の方が良いのでは」
というお話。まあ、心配はわからないではないが、しかし、この時点では判断がつかないのです。
実際に入試は僅差の勝負なので、入ったときはみんな、そんなに開いていないのです。しかし、入学後の勉強や生活態度によって、一気に差が開いてくる。
例えば模擬試験の成績も良く、きっと上位で合格したであろう子どもであっても中学1年の1学期の成績が暗澹たるものになる可能性はあるわけです。勉強しなきゃ、すぐに差がひらく。
そんなに差が開いていなかったところでスタートラインはほぼ同じだと思っていいが、前に進む子と後ろに下がる子がいれば差は開くに決まっているわけです。
で、それは成績がぎりぎりだった子とは限らない。良く補欠が回ってきて
「入ってもびりだから苦労するのではないか」
と言われることがありますが、まずそんなことはない。補欠だと知っているから、本人がまずいと思っている分、頑張る子が多いので、普通にがんばれば差は十数点の範囲にとどまることだから心配はいらないのです。
だから、ここはぎりぎりでも大いに狙うべきです。
そして合格したら、そこで安心せず。普通に努力するぐらいはやるようにすれば、少なくともそう心配しなくともすむはずです。
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中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
やらない生徒はほっておかれるだけ?
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