国語の力は大きく分けて3つの力に分類することができます。
ひとつは文章を読む力。何が書いてあるのかをつかみ、著者の意図をくみ取ることができる、という力。
次は問題を考える力。文章の意味がわかったとして、問題の答えを考えられなければいけない。例えば、そのとき主人公はどんな気持ちだったのか。なぜ、そんな行動をしたのか、という問いに対して答えられなければなりません。
最後が書く力。もちろん問題を考えれば当然答えを書かなければいけない。これが選択問題であれば、記号で答えればいいわけですが、解答形式は選択式とは限りません。自分のことばで説明しなさい、という記述式の問題も近年増えているので、自分の考えた答えを文章に表さなければなりません。
この3つの力がそろって国語力というのだから、単に文章を読む力があったとしても、国語の点数はあがらないわけです。
良く本を読む子はいますが、だからといって国語の点数が良いかと言えばそうとは限らない。こういう子は確かに読む力はついているのですが、問題を考える力や書く力が十分でなければ国語の点数は上がらない。
ついでに言えば、問題を考える力は自分なりに考えるではなく、あくまで文章を原典にして考えないといけない。問題の出題者は著者ではないので、本文のここにこう書いてあるから、答えはこうでなければならないという論理で問題を組み立てます。だから、その考え方を練習して身につけなければならないわけです。
ということで、この3つを鍛えるのにはやはり読解問題をコツコツ解いていくのが一番なので、早い時期から入試直前まで一定のペースで練習を積み上げていくことが唯一の方法といえるのです。
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