第206回 自分でやりたいからこそ

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■ 子どもたちは成長するにつれて、自分のやり方にこだわるようになります。相手が専門家であれば、多少なりとも意見を取り入れる、ということはあるものの、そうでなければ自分の考え方、やり方を押し通す傾向にある。しかし、そこはまだ子どもの判断であるので、親から見ると「まだまだ」と思うことも多いのです。

■ だから、注意したりアドバイスをしたりするわけですが、だんだん聞く耳を持たなくなる。それは親への反抗心が強くなる、ということでは本当はなく、ただ自立の方向に向かっているからです。しかし、親から見ると明らかに自分に向けて反抗している、と思いがちになる。確かに言動的にそういう感じになる子が多いので、そう感じられるかもしれないが、しかし、本当はそこに原因があるのではない。やはり自分でやりたい、と思うのです。

■ 「うるせえなあ」という言葉を言い出したら、これはお赤飯ものなのです。つまり、そこまで成長してきた。自分でやりたい、自分で考え、自分で行動したいと思っているのです。ただし、それでも親として受け入れられない、部分もあるでしょう。そこはやはりしっかり説得しないといけない。

■ ただし、これはあくまで説得です。相手はそう思っていないのだから、その考えを改めさせないといけないわけで、そこにエネルギーは必要です。それは相手が自分の子どもであろうと、なかろうとやはりエネルギーをかけないと結果が出ないことですから、心してかからないといけない。しかし、一方でそこまで大きくなってよかったという思いはぜひ伝えてあげてほしいと思います。

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