ある塾が、6年生になった途端に週5日制の授業設定をするようになりました。
そこからすでに数年経っていると思うのですが、どうも実績は伸び悩んでいるように見えるのです。
きっと先生方はがんばっていると思うのですが、やはりそこは集合塾。5日教えても、やはり集合授業ですからみんなに同じことをさせるところがある。
これがすべての子どもたちの志望校に合わせたものをフォローしきれるのか?と言えば難しい部分もあるでしょう。
実際に塾に5日行けば、家でやれることはそう多くはなくなる。必然本人ができることを繰り返していて、できないことには手がついていなかったり、志望校に出ることに手が回っていなかったりするのではないかと思うのです。
一方で週4日を上限としている塾がある。家庭の判断で週3日にしてもいい。まあ、自主的に行かないという手まで考えれば、それ相応に家でできるようになる。
で、その間に家庭でいろいろ手を打っているとすると、丸抱えした塾よりもやはり対策は細かくなる。
そういう塾はその方が合格実績が上がると知っているのでしょう。だからあまり授業日数を増やさない。
まあ、5日制にするのは他の日に塾に行かないようにする、という意味も含まれているのでしょうが、しかし、結局のところ志望校の出題傾向と本人の得手不得手を踏まえてしっかり対策できていけるのかに後半の勝負はかかっているところがあり、それができていないとやはり伸び悩むということになるのではないかと思うのです。
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