社会は好きだが、算数は嫌いな子の勉強法

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社会はできるが、算数はできない、という子は結構多いのではないかと思います。

こういう子は覚えるのが比較的得意で、語彙が多いのです。語彙が多いのは覚えるのが得意だからでもあるのですが、言葉を聞いて、覚えようとせずとも覚えられる。歴史の話を聞いていて、何とはなしに覚えられてしまう。だから、社会は得意なのです。

社会という科目はとにかく知っているか、知らないかで決まります。知識を持っていれば得点がとれる科目だから覚えればいい。だから社会ができる子は、特に大変なことをしなくても覚えられている側面があります。

一方算数は考えないといけないから、できなくなっているところがある。しかし、算数も知識だと思うと、話は少し変わってきます。

こういう子どもたちはまず算数の解法を知識として覚える勉強をやると良いのです。つまり一行問題のようにシンプルなものをとにかく繰り返し解いてその解き方をパターンとして覚えるのです。
これはある意味問題をよく読まなくなるリスクがあるわけですが、まずは一点突破しましょう。そうやって算数の解き方の知識が増えていったとき、あるとき、突然その知識がつながり始めます。

そうなると自分で考えるようになる。実は少しずつわかるようになって算数が面白くなってくるからなのですが、その分一行問題の解法の蓄積が必要になる。

カリキュラムがいったん終わったら、難しいことを棚上げして、一行問題のまとめに取り組んでください。夏休みまで、ずっとそれに取り組んでみると、少しずつ変わってくると思います。


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