第4回 自分で勉強する

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□ 中学に入ったらもう、自分で勉強しないといけません。私立は中学入試も独自入試ですが、実はカリキュラムも独自であることが多い。

□ もちろん、数学にしても英語にしても習っていく流れはありますが、それとは別にいろいろな勉強をさせてしまう。実際にシラバスを教員任せにしている学校も多いのです。そうすると、例えば歴史はローマ史だけをやる先生が出たりする。
あるいは、生物では植物を育てたり、昆虫を飼ってみたりして、それをレポートしたり。こんなことをフォローする塾は全くと言っていいほど、ありません。

□ だから自分で勉強できないと、中学に入って苦労します。だから準備の段階から、なるべく自分で勉強する、という流れは作っておきたい。

□ とはいっても、今の子どもたちは幼い。なかなか自分で勉強してくれません。特に4年生や5年生はそう。だから、自宅での勉強は大事です。

□ 私がまず、食堂で勉強させようとお話しているのは、別にお父さん、お母さんが横についていなければならないという話ではありません。子どもの部屋は魅力がいっぱい。おもちゃも、漫画もたくさんある。だからそこから切り離してまず自分で勉強するという習慣をつける、そのために場所を変えるべきなのです。しかし、その習慣がついていけば、別に自分の部屋でもかまわない。要はちゃんと自分で勉強できるようになることが大事です。

□ 塾で勉強する時間が近年長くなりました。だから帰ってくるのも遅い。勢い、自宅で勉強する時間が少なくなっている。でもこれが危険だなと思うのです。

□ 自分がわからないことは、自分で解決していかないといけない。人が解決してくれるわけではないのです。ここがわからない、だからわかるようにしよう、というプロセスを自分でやれるようにならないと、結局成績は上がらないのです。

□ 今年はとにかく自分で勉強できるようにする、というテーマをしっかり実行していきましょう。


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