第3回 幼い男の子には頼りない母が良い

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■ 幼い男の子が多くなりました。と同時にワーキングマザーの数も増えているのです。

■ 別に統計をとっているわけでもないので、これは私の個人的な勘ではありますが、ここに相関があるように思うのです。働いているお母さんはがんばります。元気がいい。そしてやはり子どもに対して何らかの「遠慮」があると思うのです。専業主婦の方ほど子どもの面倒が見れていないという後ろめたさ、みたいな感覚があるのでしょう。

■ だから、かえってお母さんががんばることになる。これが幼い男の子を育てる一因のような気がするのです。

■ 面倒を見ることができない、は実はチャンスなのです。どんどん、子どもにやってもらえるチャンス。

■ お母さんが頼りないと、「僕ががんばらないといけない」と子どもは思うものなのです。お母さんがしっかりしていると、絶対に頼る。特にこういう直前期は子どもも不安です。だから頼りがいのあるお母さんの子どもはこう思う。
「お母さんが、合格させてくれるかもしれない」

■ まさか、と思われるかもしれませんが、そのくらい幼くなってしまう場合もあるのです。だからさすがに6年生のお子さんには間に合わないが、まだ4・5年生であるならば、なるべく子どもにいろいろなことを手伝ってもらってください。

■ 塾があるから、受験勉強中だから、そういう遠慮があって、お母さんががんばると、その分、子どもは幼くなるといってもいいかもしれません。振り返ってみて、思い当たることはありませんか?


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